広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。
タイトルをみて正直びっくりしました。読み進めていくうちに凄く勉強になりました。
何も考えずにやみくもに広告やメディアを使ったところで、自分が思っているような成果を出せるとは限らない。100%人を動かす手法はないということ。
最終章のタイトルが「『人を動かす』ことをあきらめない」。とありました。
条件を積み重ねることで、「人を動かす」確度を上げることができるということだと考えました。
マーケティングコミュニケーション=人を動かすこと
100 人を動かすことと、10,000人を動かすことの違いなんて理解しているようで、実はいい加減になり、そのせいで予算の壁や企画の規模で悩むこともある。しかし、まずは周りの5人を10人、今度はそれを100人に…と、それぞれの規模に適したコミュニケーションツールを思い描きながら、少しずつ規模を広げて発想していけば、やるべき施策、対策も見えてくると考えました。
「人数の規模別に、人が動くメカニズムを考える」ということ。人を動かすには、さまざまな「心」の要素がある。例えば、使命感、同情心、連帯感、共犯意識、スケベ心、お祭り心、虚栄心、羨望感、ロマン心、横並び心、習慣、信仰心、コミュニケーション欲求など、複数の要素の「心」を組み合わせる必要があると感じました。
自分自身の結論を箇条書きにしました。
■あきらめた方がいいこと
・広告やメディアでたくさんの人にアピールさえすれば人は動く。
・何もかも自分(お店)でコントロールしようとする。
・広告やメディアでたくさん、お金をかければかけただけ人は動く。
・あなたの商品やサービスの良いところさえ伝われば、興味を持って来てくれる。
■あきらめないほうがいいこと
・お客様の本音を聞く、知る、追及する。
・広告やメディアが本当の力を発揮する最適な組み合わせを見出す。
上記2点をしっかりやっていく必要があると考えます。しかし小手先やり方で人は動かない。
物事の本質をしっかり見極めていけるように、日々精進していきます。