天才 ~成功する人々の法則~

成功するには、1万時間が必要というように、成功するには努力が必要であることが示されているが、著者はその1万時間費やせる環境、機会の大きさに注目をしている。世界レベルの技術に到達するには1万時間の練習が必要であるとありました。

これは、ほぼ毎日3時間したとして約10年間に当たり、要は毎日の積み重ねが大切だということだと考えました。凄く大切で当たっていると感じました。

 

環境決定論的な感もしなくはないが、自らが環境改善を心がけることで、自らや周りをより望ましい状況に導けると読めば、次の行動につながる。

自分自身、今までうまくいったことや成功したことの理由を、その環境や外部的なきっかけ、自分のルーツといった観点から振り返ってみるとなるほどと思うことが少しありました。

 

今後いかに成功していくかという視点では、ある程度選択の自由がある。

今の自分において、どのような環境に自分の身を置き、時間をどのように投下していくべきか?ということを深く考えさせられました。

 

早い段階からの能力別クラス分けは区切る期日の影響を受ける。

いわゆるマタイ効果、もてるものは益々もつ、を増強する。

これは逆に、優秀な才能をつぶしているともいえる重要な指摘です。

しかし、一番心に残ったのは、上のものを敬う習慣のある韓国のパイロットが機長に意見ができず、墜落した話でした。日本人にも同様の傾向のあるとありました。自分自身も同様の傾向があると思いました。

上司としっかりコミュニケーションをとり、意見をしっかり言える環境を自分自身で作っていき、業務を行っていきます。