フレームワークで人は動く ~「変革のプロ」が使いこなす18の武器~

「やりたくない。」「自分には関係ない。」「一度もやったことがない。」「前にやったけれどもだめだった。」「そういうのはうちのスタイルに合わない。」「自分にはメリットがない。」「今より大変になるだけ。」「現実的じゃない。」「(自分が主役じゃないので)おもしろくない。」

こんな人々を動かすにはどうしたらいいのか?

現実に自分の仕事の中で応用できる、できないではなく、大勢の人を動かすための技術、フレームワークがある。

 

ビジネスで用いるフレームワークには、≪コト(事)系≫と≪ヒト(人)系≫の2つのタイプがある。私はフレームワークと書いてあった本書をイメージしたのは、≪コト(事)系≫のほうでした。≪コト(事)系≫だけでは、人は動かない。≪コト(事)系≫と≪ヒト(人)系≫を上手に組み合わせて、使いこなすことができて初めて、【フレームワークで人は動く】と感じました。

 

ステージ1. 「企画」&「布陣」

ステージ2. 「計画」&「組閣」

ステージ3. 「実行」&「展開」

 

ヒト系フレームワークは様々なものがあり、聞いたことないものが多々ありました。

  • 利害関係者の関係をつかむ「ステークホルダーマップ」
  • 人を巻き込む計画を立てる「マンツーリンググリッド」
  • 仲間がどんなキャラなのかを知る「ハーマンモデル」
  • メンバーに適した役割を決める「ベルビンロール」
  • 雨を降らせて、地を固める「タックマンモデル」
  • 人の感情や期待値を管理する「変革受容モデル」
  • 人の心にどう届けるか「コミュニケーション・フレームワーク
  • プロジェクトのドラマづくり「3つのボード」

ヒト系フレームワークの位置付けや、使う場面はわかりましたが、実際に使うのは難しく思いました。しかし、ヒト系フレームワークは、人を巻き込むのに役立つもので、ンバー全員でやっていきます。